2018年4月5日 星期四

女性の方は土俵から降りて下さい

 京都府・舞鶴市で開かれた大相撲巡業中にあいさつをしていた見良三市長が、くも膜下出血で倒れました。その際、看護資格を持った女性がとっさの判断で土俵に上がり、救命措置をしました。市長はその後病院に搬送され、手術し命に別状はありませんでした。

 しかし、救助の際、場内には「女性は土俵から降りて下さい」と非情なアナウンスが繰り返し流れ続け、その映像が拡散され物議を醸しています。

 くも膜下出血では、通常3分以内にAEDを使用しないと日常復帰は厳しいとされています。この女性の対応が無ければどうなっていたかはわかりません。動画には「マニュアル通りにやったのかな?」「女人禁制というのは相撲の伝統ではなく、最近できたもの」「人命より優先することがあるか?」などの批判的なコメントが寄せられています。

 また、市長が運ばれ、救助した人々が土俵を降りた後、「塩を撒いてお清めしていた」のを目撃した来場者から「失礼すぎる」などのコメントも寄せられています。(Twitter)

  舞鶴市は「市長に対応をしていただいた女性に大変感謝している。誰か分かればお礼を申し上げたい」とコメントしています。また、日本相撲協会の八角理事長は「行司が動転して呼びかけたものでしたが、人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くお詫び申し上げます。」とコメントしています。

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